生活保護とDV【夫の暴力から逃げたい】
あなたは今、夫から暴力を受けていますか?DVとは【暴力】【心理的暴力】【生活費を渡さない】【性行為の強要】等いろいろあります。あなたがもし、夫からのDVで苦しんでいるのなら迅速に行動してください。きっと最寄りの市役所の担当者が最善の解決方法を見つけてくれる可能性があります。その中に一時的に生活保護を支給して自立のお手伝いをしてくれる可能性があります。迷ってないで最寄りの市役所に相談してください。
※生活保護を真剣に考えている方に生活保護受給秘訣をまとめましたので急ぎの方はこちらを参考にして下さい。
第1章 生活保護とDV【安全の確保】
同居したままでは危険が多く、なにごとをなすにも同居場所から出ざる得ません。あなたの安全を確保する事が最優先になります。夫等に気づかれずに行動するには、慎重さが欠かせません。いろいろ準備しておきたくても、恐怖心からそれも十分にはできないはずです。
同居場所から出れたとしても、安全な避難場所をどこにするか?生活費をどうするのか?夫等に知られないで安全に落ち着ける一時的な緊急避難先を確保したいものです。自力では無理な場合、利用できる避難先と生活保護との関係は次の通りです。
第2章 生活保護とDV【女性相談センター】
夫等の暴力から避難し、住む場所のない女性【子供】を一時的に保護し、生活再建支援を行う機会です。原則として福祉事務所を通して【女性相談センター】利用します。夜間、休日などは警察からの保護依頼でも利用できます。利用期間は原則2週間ですが、事情により延長する事が可能となります。
ここでは、食事宿泊の援助があります。そして、あなたが病気治療が必要な場合は医療扶助だけの生活保護利用できる場合があります。
第3章 生活保護とDV【女性保護施設】
社会福祉法人やNPO法人等は特色であるシェルターを運営して、DV被害者の救済をしています。法律上の婦人保護施設であったり、宿泊所であったり、借り上げアパートであったりその形態は様々です。生活費、住宅費などは、通常も生活保護の利用が出来ます。
第4章 生活保護とDV【母子生活支援施設】
公立、民間問わず、母子生活支援施設の中には一時的に保護してくれる場所があります。福祉事務所によっては、本人の状況や施設の状況を踏まえ、様々な工夫します。緊急避難として一時的に旅館やホテルに宿泊の手配したりします。十分な所持金がなければ避難先に応じた生活保護を受ける事が可能な場合があります。
第5章 生活保護とDV【今後の対応について】
緊急避難先には利用期限があります。生活再建のためにはまず安定した住居の確保が必要です。活用可能な所持金がなければ生活保護を利用しましょう。アパート契約に必要な敷金。礼金、手数料等や荷物運送費用、家具什器費用や布団代等が給付されます。
住民登録を移すわけにはいかないことが多いですが、住民登録がなくても子供の転校も保育園利用も出来ます。担当課や園、教育委員事務局や転校先の学校に事情を話して、夫等に知られないように手続きをするようにはっきり求めておくことが重要になります。
住民登録を転居先に移したときには現移住地と前移住地の役所の住民登録窓口に出向き、加害者に対する閲覧禁止、住民票等の写し禁止を求めておく必要があります。被害者自身だけの説明だけでは受け入れられない可能性がありますので必ず事前に警察等に相談してください。
夫からの暴力であざ等があったら写真をしっかり撮っておいてください。又、暴力を受けた日時もきっちり記入してください。今後、関係各位が動きやすくなりますし、離婚するときにすんなり離婚しやすいです。
第5章 生活保護とDV【まとめ】
あなたが夫から暴力されている場合は、一人で悩まないで市役所等の担当者に相談してください。きっと、あなたの悩みが解決できる可能性があります。皆様が安心出来る日々で暮らせる日をお祈りしております。
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