生活保護貧困ビジネス

生活保護貧困ビジネス

生活保護

2016年6月3日、読売新聞より

神奈川県に住む不動産会社社長が貧困ビジネスで捕まった記事がありましたのでご参考にして下さい。

所有物件に住まわせていた男性3人の生活保護費を着服したとして、相模原市緑区の不動産会社社長の男の被告(62)(詐欺罪などで起訴)が31日、業務上横領容疑で神奈川県警に逮捕された。

 被告の物件には、ほかにも多くの生活保護受給者が居住。住人たちは取材に、「訳が分からないうちに金銭管理契約をさせられた」などと語った。県警は、生活困窮者を集めて保護費を搾取する「貧困ビジネス」を行っていたとみて調べを進めている。

 「俺の物件に入れば、すぐにでも生活保護費をもらえるよ」。同市の公園で、元ホームレスの男性(59)が被告に誘われたのは4年前の春。「手持金が無くても入居できます」。そんなチラシを渡された。

 被告に連れられて、その日のうちに市役所で生活保護を申請。被告は手続きに詳しく、「早くしろよ」などと職員をまくし立てていたという。

 別の元ホームレス男性(62)は入居時、被告の指示で、複数の書類に署名させられたと証言する。「読めない速さで、どんどん紙を出され、ハンコは向こう(被告)が押していた。その中に金銭管理契約書もあったのだと思う」

引用 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160603-OYTET50013/

この方は、ホームレスを勧誘して生活保護費をだまし取った罪で逮捕されました。

これが貧困ビジネスの代表で、狭い部屋で管理して【金銭管理契約書】にサインをさせて、かなりのお金をピンはねするビジネスになります。ただし、この不動産会社の被告はプロでなく、アマだから表に出て逮捕されたと思います。もっと貧困ビジネスは物凄い闇に包まれていると感じました。

もっともっと、貧困ビジネスについて考える必要があるのだと感じました。

【生活保護と貧困ビジネス】の記事を簡単にまとめました。